引き算の暗算方法
小学1年生になった息子(6歳)が引き算の暗算を数秒で解くので、不思議に思った妻がどうやって計算しているのか息子に訊ねたところ、次のように回答したのだそうです。
(1) 174 - 47
7 - 4 = 3
70 - 3 = 67
67 - 40 = 27
100 + 27 = 127
(2) 163 - 77
7 - 3 = 4
60 - 4 = 56
70 - 56 = 14
100 - 14 = 86
息子が何を言っているのか、妻はしばらく理解に苦しんだそうです。
どうやら繰り下がりの計算を避けるために自分で編み出した方法のようです。
(1) 174 - 47
7 - 4 = 3 ・・・1の位の引き算。大きいほうから小さいほうを引く。
70 - 3 = 67 ・・・1の位を逆にして引いたので、10の位からこれを引く。
67 - 40 = 27 ・・・10の位の引き算。大きいほうから小さいほうを引く。
100 + 27 = 127 ・・・10の位をそのまま引いたので、100の位にこれを足す。
下位の位が0のときの引き算を許容すれば、確かに面倒な繰り下がりの計算を回避できています。
3桁-2桁の引き算程度なら、何とか暗算に耐えられそうです。
確かめてみたら、やはり桁が大きくなると暗算も苦しくなってしまいました。
とりあえず、自分で方法を編み出してしまう創意工夫を褒めつつも、繰り下がりを避けるひっ算の方法を教えてあげることにしました。
これにて、一件落着です。